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お気に入りのオンリーワンに出会おう!~デザイナーズ賃貸を選ぶポイント~

デザイナーズマンション

デザイナーズ賃貸とは

近頃は斬新な雰囲気やモダンな外観のデザイナーズ賃貸を見かけるようになりました。
「デザイナーズ」という言葉は1990年半ばに誕生した言葉で、当時のデザイナーズ賃貸はデザインと芸術性を重視し、従来の賃貸物件が持つ固定観念を壊す造りだったそうです。デザイナーズ賃貸に住むことは華やかなライフスタイルを表現するための手段であり、一つのステータスでもありました。テレビのトレンディドラマに出てくるようなオシャレな部屋での生活に憧れた方も多くいらっしゃったかと思います。
デザイナーズ賃貸に決まった定義はありません。建築家やデザイナーの意図が反映されたオシャレな部屋を総称して「デザイナーズ賃貸」と呼んでいます。

デザイナーズ賃貸といえば
・コンクリート打ちっぱなしの壁
・壁や扉がなく圧迫感を感じない自由な空間を演出
・ガラス張りの浴室、凝ったデザインの洗面台など
などが一般的なイメージではないでしょうか。
今までのデザイナーズ賃貸はデザインを重視するあまり生活に不便を感じる、手間やコストがかかり家賃が高くなるなどの欠点がありました。
しかし最近のデザイナーズ賃貸は住む人の快適性を考えて、使い勝手は従来通りながらも壁材に個性のあるものを採用するなど、当時とくらべて随分と様変わりしてきました。なかには外見はオシャレだけど、内装は従来通りシンプルなものもあるようです。DIYを趣味にする人も多いことから自作の棚や扉などを取り付けられるDIY可能のマンションも増えてきているようです。

選ぶ際のポイント

デザイナーズマンション

とはいえデザイナーズ賃貸は周辺地域の賃貸物件と比べると現在でも1万から2万ほど高い家賃で提供されています。それでも「他の人と差をつけたい」と思う人には人気があり、場所によっては入居待ちが続いている状況のデザイナーズ賃貸もあるようです。 デザイナーズ賃貸を選ぶポイントとして

・家賃が高すぎないか

家賃の他に管理費も毎月必要です。合計額を確認して無理のない範囲で決めましょう。

・掃除がしやすいか(使用されている建材の扱いが楽か)

傷が付きやすい建材や汚れやすい設備は掃除に時間がかかります。退去時のことを考えると扱いやすい建材の方が良いかもしれません。

・必要以上の水道光熱費がかからないか

吹き抜けは自然の風光を利用でき空間が広々としますが、季節によっては光熱費がかかることもあります。高すぎる天井や大きすぎる窓は必要に応じて開閉しましょう。

・収納スペースはあるか

「見せる収納」はオシャレですが、季節家電や洋服などの収納スペースがない場合は部屋の一角に収納スペースを作らなければなりません。その場合部屋が狭くなってしまうので、できればきちんと収納スペースがあるお部屋を選びましょう。

住み心地

京町家

洋服の試着のように賃貸物件も試すことができれば良いですが、なかなかそうはいきません。そこで実際にデザイナーズ賃貸に住んでいる人の感想を調べてみると
「オシャレな部屋に住みたいという希望をかなえられた」
「デザイン性と生活を兼ね備えた暮らしやすさがある」
「デザイナーズ賃貸を選ぶ人は比較的穏やかな人が多い傾向にある」
「部屋のコンセプトと自分の理想が合えば心地よく暮らせる」
などという声が多数あがっています。

最後に

いくらデザインが気に入ったからといって、生活するうえで細かいストレスを抱えてまっては心安らげる空間とはいえません。内覧の際には自分の生活をあてはめて考えることがとても大切です。
部屋の雰囲気だけで選ぶのではなく、周辺地域の利便性や環境、通学通勤のしやすさなど、多角的な方面から検討しましょう。