その物件大丈夫?京都で一人暮らしする女性のマンションの選び方

2022/06/13

京都

京都市内は治安の良い場所が多いといわれていますが、絶対に安全が保証されているとは言い切れません。突然犯罪に巻き込まれないように自衛をすることが大切です。
今回は自衛の一つとして一人暮らしの女性向け賃貸物件の選び方について解説いたします。

一人暮らししやすい?京都のイメージ

歴史が古い

他府県と京都を見比べて、お店の看板の違いに違和感を覚えたことはありませんか?
京都は景観条例により、店の看板色を落ち着きのある色味にすることが定められています。というのも、神社仏閣が多く建ち並ぶ街の雰囲気と、明るい看板色は似合わないことが理由だからです。また落ち着きのある京都のイメージを変えたくないという住民の想いも込められています。街全体の雰囲気が統一されているほうが、なんとなく古い歴史に想いを馳せやすいですよね。

色とりどりの住民

京都の人は歴史だけでなく文化や伝統もしっかり守り続けます。ですが保守的というわけではなく、外国人や他府県からの移住者、学生などを柔軟に受け入れてきました。京都を気に入って永住している外国人もたくさんいますし、京都の伝統工芸を作る職人に弟子入りした外国人もいます。外部を受け入れない頑なな姿勢ならこういったことはできません。

都会と自然のハイブリッド

京都は都会的な部分と自然豊かな部分の両面を併せ持つ土地です。
京都の公共交通機関は充実していますし、メジャーな商業施設もたくさんあります。日常生活を送るには何の不便も感じません。そんな賑わいのあるところからほんの少し離れるだけで、木々が生い茂り、時間がゆっくり流れるような自然豊かな場所もあります。都会の中に自然があるのは京都の良いところです。

女性の一人暮らしに向かない賃貸物件とは?

マンション

京都は女性が一人暮らししやすい場所ですが、日常生活でさらに安らぎを求めるなら、マンションの防犯性は欠かせません。

入り口がオートロックではない

オートロックがない場合、不審者が堂々とマンション内に侵入できます。オートロックがあれば不審者はマンション内に立ち入りにくく、侵入の抑止力にもなります。最近は京都でもオートロック付きのマンションが一般的になり、物件の選択肢が増えました。

階数が少ない

地上に近い下の方の階は、ベランダ側から侵入しやすいので犯罪被害に遭いやすく、一人暮らしをする女性にはおすすめできません。できれば3階以上あるマンションを選びましょう。

夜間になると薄暗い

住宅街の細い道や街灯が少なく薄暗い道は、人がいても気づきにくく、不審者に出くわしてもすぐに気づけません。マンション周辺の夜間の状態をチェックして、できるだけ明るい道か人通りのある道を選んで歩きましょう。

入り口付近に死角がある

マンションに到着してもまだ安心できません。入り口に死角がある場合、そこに不審者が潜んでいる可能性があるからです。自転車置き場やゴミ置き場、エレベーター付近に人が隠れるスペースがないかチェックしましょう。

物件内覧時のチェックポイント

階段

階数

低い階数の防犯性については先ほども触れたとおり、窓やベランダから侵入される恐れがあります。たとえ侵入されなくても洗濯物を盗まれたり、部屋の中の様子を覗かれるといったことも想定できます。女性が一人暮らしをする時は、物件の階数にこだわりましょう。

洗濯機置き場

古い建物の場合、共有スペースやベランダに洗濯機置き場が設置されていることがあります。部屋の外に洗濯機があると生活しにくいだけでなく、防犯的にも良くありません。なるべく洗濯機置き場が部屋の中にあるマンションを選びましょう。

共有スペースの環境

共有スペースや集合ポストも防犯チェックの対象になります。共有スペースに私物が置かれたまま、照明が切れっぱなし、掲示板の張り紙が交換されない、集合ポストにチラシが詰め込まれたままといった状況は管理会社の管理が行き届いていないことが見て取れます。すっきりと整理整頓され、掃除が行き届いているマンションなら管理会社の対応も早く安心できます。

夜間の周辺環境

夜間の周辺環境をチェックしたくても、夜に出歩くことが難しい場合もあります。そんな時は警視庁が発信している「犯罪情報マップ」を参考にしてみましょう。マップを使えば周辺の状況が俯瞰的に見えますし、夜間用ルートが選択しやすくなります。

大学卒業後もそのまま京都に残って一人暮らしをする女性はたくさんいらっしゃいます。学生時代に住んでいたマンションに継続して住むことができれば良いですが、状況によっては新たに住みかえをしなければなりません。一人暮らしをするときはマンションのセキュリティー面を重視して選びましょう。

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